久しぶりにフィギュアスケート。
今年のグランプリシリーズが開幕した。初戦はスケートアメリカ。
戦とは書くものの、ようは芸術なので、あまり優劣とかいうことは重要ではない。が、女子シングルで優勝したアリッサ・シズニーの演技は、心奪われる素晴らしいものだった。シズニーがもともと持っている雰囲気を生かした、清楚で清らかな世界観に満ちていた。
フリー
肩から腕にかけての動きが本当に優雅だ。それも、某バンクーバー金メダリストのような作られたものではなく、内面から自然ににじみ出て来るもののように思える。
今年の中京で開催されたアイスショー「THE ICE 2011」でのシズニーの動画がYoutubeにある。
まさに、こういう雰囲気だ。まるでおとぎの国にいるような、ディズニーの世界からそのままプリンセスが出て来たような、そんな存在感。
本当に、選手によって醸し出す世界が全然違うから面白い。
エロティックにセクシーに決めてくる人、男勝りに迫ってくる人、子供のような人・・・
ロシアのマカロワの演技も、面白かった。
いやはや、なんとも寒い。そもそもスケートなので氷なので寒くていいのだが、その場にいると本当に凍りつきそうだ。
ロシアだから?それとも彼女独特のものなのか。
その人がもともと持っているものが自然に出て来る演技というのは、どれにせよ見ていて心を打つなあ、と思った。
まあ、おっさんの妄想かもしれないが(笑)