10/15の日曜日、なかなかの雨の中でしたが、音楽友達と一緒に近所の街オケを聴きにつくばはノバホールに行ってきました。
お待たせいたしました‼️
— つくば学園都市オーケストラ (@TscoTsukuba) 2023年8月28日
次回演奏会のお知らせです🙋🏻♀️
つくば学園都市オーケストラ第69回定期演奏会
ワーグナー:ジークフリート牧歌
シベリウス:「カレリア」組曲 作品11
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
2023年10月15日(日) 14:00開演(13:15開場)
ノバホール
指揮 工藤 俊幸 pic.twitter.com/zxEFVeKcrj
曲目が私の大好きなブラームス第1番だったので、チラシを見た瞬間、「絶対行く」と決めていました。近所の音楽友達ご夫婦もお誘いし4人で行く予定でしたが、直前に、私が通っているヨガ教室の先生が「こんな演奏会あるんだけど。」と偶然誘われ、チケットまでいただきました。ありがとうございます。こういう偶然て、不思議ですね。というわけで6人。行ってきました。
素晴らしかったです。やっぱり、生は素晴らしい。どんなオケでもそうなのですが、音合わせの和音を聞くと、もうそれだけでわくわくします。演目まだ始まってもいないのに。私の中では音合わせも演奏会の重要なプロローグです。
そして、工藤さんという指揮者さんのイメージだと思いますが、このブラ1は、すごかった。
出だしから比較的ハイテンポで、あっさりいくのかなと思ったら、そうでもなく、じっくり聴かせるところは聴かせていました。圧巻だったのは終楽章最終版の、頂上手前の登山道を駆け上っていくようなところ、ここで加速するんかい!と突っ込みたくなるような怒涛のアクセル。あれは震えました。気が付いたら泣いていました。「ブラボー!」と叫ぶのも忘れていました。ここまで導いた指揮者さん、コンミス、そしてあのアクセルについていった街オケの奏者のみなさんに、心から、心の底からちぎれるくらい絞りだしまくって拍手したい。そんな高揚感でした。
他の曲目は、ワーグナーのジークフリート牧歌と、シベリウスのカレリア組曲。
これも素晴らしかった。ワーグナーが1曲目だったのですが、ただただ優しく温かく、愛にあふれていました。そういう曲だからそりゃそうだろと言われそうですけど、1曲目がこれだったので、とても入りやすかった。
前半シメはシベリウスのカレリア。こっちは3曲目が有名で、私は他は知りませんでしたが、いい曲でした。民謡調のファゴットやオーボエのソロがあって、表現するのが難しいのですが、もの悲しいような、少し寂しいような、でもちょっと牧歌的なような。そして、ソロがすっごい上手でした。守谷アンサンブルでもフルートとオーボエにとても上手な方がいらっしゃるのですが、同じくらい上手でした。本業しながら趣味でやってるとは思えないような。素晴らしかった。
私は趣味でピアノを少しだけ弾きますけど、人前で、こんな大勢の人前で弾くようなことは考えられず、せいぜい学校の教室くらいの場所で子供に聴かせるくらい。音楽を紡ぐのは自分一人。難しさも自分の中にだけある。でもオケは多人数の共同作業で1つの曲を作り上げる。私はその難しさをまったくわかりませんが、奏者さんたちの心を1つに紡いでいくのはちょっとやそっとじゃないんだろうな、と、勝手に想像して、すごいなあ、とため息をつきます。でも、できあがったときの高揚感も、すごいんだろうな。ちょっとうらやましい気もします。
というわけで、つくば学園都市オーケストラ、素晴らしい街オケでした。ありがとうございました!次も楽しみにしています!!そして出会いをくれたヨガの先生に乾杯!!