守谷アンサンブルオーケストラ 第34回定期演奏会 疲れた心に癒しのオーケストラ

地元守谷のアマチュア演奏家が構成する守谷アンサンブルオーケストラ。今日は第34回定期演奏会でした。

 

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曲目は、

シベリウス カレリア
ラフマニノフ 交響曲第2番


シベリウスフィンランディアくらいしか知りませんでしたが、やっぱりシベリウスらしい、フィンランドっぽいひんやりした涼しさ寒さに、民族調と騎馬隊の行進曲のような、元気にほっこり?うまく言えませんが、元気な感じでした。


ラフマニノフは、おそらく第3楽章が一番有名だろうと思うのですが、昔のドラマで唐沢寿明和久井映見が主演の「妹よ」で第3楽章が流れていました。今のドラマで流れても全然違和感がなかったですね。ロマンティック、温かさ、優しさに満ちた曲です。4楽章全部というとかなり長いし、あまりオケのことはよくわからないながら素人耳に、拍の取り方とかパートごとの旋律の入れ替わりが複雑で、難しそうな曲なのかなと感じましたが、守谷アンサンブルはそれをゆったり、落ち着いて聴かせてくれたかなと思います。CD音源では気づかない鉄琴の音とかもとてもきれい、そして、ブレスの長~~~~いクラリネットのソロとか見事で、またホルンの難しそうなところも見事でした。オーボエとフルートは前々からすごい上手な人がいるなと知ってはいましたが、町オケの無料演奏会とは思えない演奏でした。

ラフマニノフの第3楽章では、始まってすぐに客席のあちこちで鼻をすする音が聞こえてきました。私も今までのいろんな思い出とともにちょっとうるうるしていましたが、周りも似たような感じだったので、安心してうるうるしました。

 

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そして、アンコールは・・・私は初めて聴いたんですが、これは泣けました。ここでこれは反則だろう。選曲した人のセンスが素晴らしい。客席半分くらい泣いてたんじゃないかな。はあ。

 

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そんなこんなで、仕事に疲れ、いろいろ疲れる日々の合間に、こんな素敵な癒しにめぐりあえた、やっぱり音楽はすばらしいなあ、ということを思い出した日曜日の午後でした。


守谷アンサンブルオーケストラさん、素敵なひとときをありがとうございました。